■天体望遠鏡:BORG71FL
■カメラ:EOS 6D(SEO-SP4)
■撮影場所:富士見高原
■この天体の攻略難易度:5
■私の攻略法:多段階露光
■赤道儀:SWAT-200
■オートガイド:QHY5L-II, LM75JC, PHD2
■画像編集ソフト:PixInsight
■撮影日時:2016年6月2日 23:10~
■ゲイン:ISO3200
■露光:360秒×16枚+30秒×12枚
<■加工前写真の説明>
360秒露光したRAW画像のうちの1枚をRawTherapeeで現像(パラメータはすべてデフォルト)しただけです。天体改造カメラなので、赤っぽく写っています。
<■撮影や編集の過程説明>
BackyardEOSという撮影ソフトを使って撮影しました。このソフトはカメラのリアルタイムプレビューをPCモニタ上に表示することができるので、それを見ながら構図を決めました。
画像処理は PixInsight。
露出時間が異なる画像があるので、HDRcompositionでHDR合成しました。
つづき▼▲
<■ノーハウ・秘訣>
淡い星雲を写すためには十分な露光時間が必要ですが、そうすると球状星団(M4)がつぶれてしまいます。そのため、露光時間を変えた写真も撮影し、HDR合成しました。
私がデジタルカメラで天体写真を撮影するようになって最初期に撮影した写真です。撮影枚数が足りず、やや粗い画像になってしまいましたが、それでも非常にカラフルなアンタレス周辺を写し出すことができ、感動しました。