■天体望遠鏡:Askar FMA135
■カメラ:prayer one Neptune-CⅡ
■フィルター:サイトロン QBPⅢ
■撮影場所:栃木県南部の自宅より
■この天体の攻略難易度:6
■私の攻略法:南の低い場所にあるので、光害対策としてQBPⅢフィルターを使いました。
■赤道儀:スカイウォッチャーEQ5GOTO
■オートガイド:SS-oneオールインワンガイダー
■画像編集ソフト:Pixinsight
■撮影日時:2022/06/24
■ゲイン:200と150
■露光:5分10枚+5分3枚
<■加工前写真の説明>
スタック前の写真をオートストレッチだけした物です。
<■撮影や編集の過程説明>
久しぶりに晴れたので、自宅前で撮影してみました。
対象は、以前から撮ってみたかったM8干潟星雲とM20三裂星雲です。
南の空は光害が酷いので、QBPⅢフィルターを装着してチャレンジしてみました。
ある程度の高度になる時間から、隣の桜の木に隠れるまでの約2時間が勝負です。
つづき▼▲鏡筒とカメラはいつもの手のひらサイズFMA135+Neptune-CⅡです。
並列でSS-oneオールインワンガイダーを載せました。
<■ノーハウ・秘訣>
撮影はこれと言って特別な事はしていません。数枚試写して、露出を決定しました。
画像処理では、QBPフィルターを使うと限られた波長のみのデータになる為、カラーバランスを合わせるのが難しいと感じました。
今回はNiwaさんのBlogで紹介されていた、一度RGB分解して、それぞれある比率で合成し直した2枚を更にRGB合成する、擬似AOO合成を行いました。
その他にも、Drizzleで画素の少なさを補ったりしています。
QBPフィルターは光害カット効果が高い反面、黄色が出ないのが少し残念ですが、撮る対象を選べば十分自然な見え方になると感じました。
あとは、今回もオートガイドが上手くいかず、特に赤緯方向に流れる傾向でした。
バックラッシュの多いEQ5なので、補正等を利用して良い所を探していこうと思います。