■天体望遠鏡:Askar FMA135
■カメラ:prayer one Neptune-CⅡ
■フィルター:サイトロン CBPフィルター
■撮影場所:栃木の自宅アパート駐車場
■この天体の攻略難易度:6
■私の攻略法:南の光害があるので、出来るだけ高度が高い時間に撮影しました。
赤道儀:スカイウォッチャーEQ5GOTO
■オートガイド:SS-oneオールインワンガイダー
■画像編集ソフト:Pixinsight
■撮影日時:2021/11/06
■ゲイン:150 オフセット10
■露光:300秒10枚 ダーク300秒10枚 フラット無し バイアス100枚
スタック前の1枚をレベル調整のみした物を、加工前写真として貼っておきます。
■撮影や編集の過程説明
ノーハウ・秘訣・発見・気づきなど
オートガイダーを入手したので、テストついでに明け方の自宅アパート前で撮影しました。
初めてのオートガイド撮影です!
FMA135は小さい鏡筒の為、ガイド鏡はアリガタプレートに並列で並べました。
ガイドカメラの方が大きいと言うおかしな事になっていますが、まぁ良いでしょう。
オートガイド撮影とは言っても極軸は合っているに越したことはない為、sharpcapの極軸合わせ機能を使って出来るだけピッタリあわせました。
つづき▼▲いつもは1枚3分程度の露光時間にするのですが、せっかくオートガイドするので、いつもより長めの5分露光です。
その代わりgainを下げてS/Nを稼ぐ作戦です。
栃木県の南の空は東京とか言う大都会のせいで明るいので、CBPフィルターをセットしました。大人気のQBPフィルターと比べると透過する帯域が広い為、光害カット効果はそれなりですが、カラーバランスを取りやすい特性もあり使いやすいフィルターと感じました。
後ろ2枚くらいは薄明時間に入ってしまい終了です。
画像処理は、
Pixinsightにて
WBPP>DBE>PCC> Deconvolution>TGVDenoise> ArchsinhStretch>STF>HT> EZ Star Reduction>CT
の手順で行いました。
自分的こだわりポイントは、
真っ赤なバラ星雲ですが、のっぺりした赤にならないように気を付けて処理しました。
今度はもう少し解像感を出したいですね。
初めてのオートガイド撮影でしたが、極軸をきっちり合わせた割に少し流れてしまい、赤道儀セッティングの奥深さを感じています。
少しずつ慣れていきたい所です。