このステップは「AZ-GTi」を使う場合のみ必要。「AZ-GTi」以外の赤道儀（例：「Star Adventurer GTiマウント」を含むあらゆる赤道儀）を使う場合は不要のステップ

AZ-GTiは、そのままでは経緯台としてしか機能しない。
銀河星雲を撮影するためには、AZ-GTiを赤道儀化する必要アリ。
尚、赤道儀化するにあたっては、２通りの方法がある。

A）AZ-GTiとWindowsパソコンをUSBケーブルでつなぎ、AZ-GTiを赤道儀化する方法（「AZ-GTi USB化アダプター」を入手できた人は、コチラのやり方が安全）

B）AZ-GTiとWindowsパソコンをWiFiでつなぎ、AZ-GTiを赤道儀化する方法（AZ-GTi USB化アダプター」を入手できていない人は、この方法でやるしかない。操作中、Wifiが途切れるなどすると危険）

以下、A、B、２通りの方法について、解説。

最新版ダウンロード

Sky-Watcherのダウンロードサイト
コチラにアクセスし、

❶最新版のローダーのダウンロード

A）の場合は「Windows program: Motor Controller Firmware Loader,Version▲」を「デスクトップ」にダウンロードし、解凍する。

B)の場合は「Windows program: Motor Controller Firmware Loader - WiFi,Version▲」を「デスクトップ」にダウンロードし、解凍する。


解凍すると
A）の場合
「MCFirmwareLoader.exe」という名前のアイコンができる。
B）の場合
「MCFirmwareLoader＿WiFi.exe」という名前のアイコンができる。



❷最新版のファームウェアのダウンロード（A、B共通）
同じページにある「Firmware: AZGTi Mount, Right Arm, AZ/EQ Dual Mode, Version▲」をクリックして「デスクトップ」にダウンロードする。

すると「AZGTi_motor_controller_firmware_right_arm_▲.MCF」という名前のアイコンができる。

AZ-GTiの赤道儀化

❸ポータブル電源とAZ-GTiをコードでつなぐ。

❹「AZ-GTi USB化アダプター」から出ているUSBケーブルをWindowsパソコンのUSBポートに接続し、もう片方のケーブルをAZ-GTiの四角いポートに差し込んで接続する。

❺ポータブル電源をONにし、AZ-GTiの電源スイッチも押してONにする。


❻先ほどダウンロードした「MCFirmwareLoader.exe」をダブルクリックして起動。


❼表示されたウィンドウの中の「Browse」ボタンを押し、先ほどダウンロードしたファイル「AZGTi_motor_controller_firmware_right_arm_▲.MCF」を指定した上で「Update」ボタンを押す


❽成功すると、再起動を促されるので、AZ-GTiの電源を切り、再度、電源を入れる。

B）の場合

❸AZ-GTiとポータブル電源をコードでつなぐ。

❹ポータブル電源をONにし、AZ-GTiの電源スイッチも押してONにする。

❺WindowsパソコンのWifi設定画面で「SynScan＿▲▲▲」に接続する。（接続完了までに数分かかることがある）


❻ダウンロードしたダウンローダー「MCFirmwareLoader＿WiFi.exe」ダブルクリックして起動する


❼表示されたウィンドウの中の「Browse」ボタンを押し、先ほどダウンロードしたファイル「AZGTi_motor_controller_firmware_right_arm_▲.MCF」を指定した上で「Update」ボタンを押す


❽成功すると、再起動を促されるので、AZ-GTiの電源を切り、再度、電源を入れる。

動作確認（AB共通）

❾iPadまたはスマホのWifi設定画面で、「SynScan＿▲▲▲」に接続する。
接続の際のパスワードは
12345678

❿iPadまたはスマホのアプリ「SynScan Pro」を起動。


⓫「SynScan Pro」の起動画面で「接続する」をタップ。


⓬タップした後「赤道儀モード」というボタンが右側に表示されていたら、AZ-GTiの赤道儀化完了。


ステップ５
▶︎「組み立て」へ


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