面倒な極軸合わせを省略する方法として

１）「天体機材放置法」
２）「三脚だけ放置法」

を思いつくが、大切な天体機材や三脚をベランダに放置した際の危険性（雨に濡れる、風による転倒）を考慮し、断念。
次に思いついたのが・・・

３）「マジックマーキング法」

名前からも分かるとおり、、、

❶極軸合わせを成功させた三脚の足の位置をベランダの床に記憶させる（油性マジック使用）
❷撮影後、機材は屋内に収納
❸次回撮影時、その印に合わせて三脚設置
❹極軸合わせを省略し撮影

イメージとしては、こんな感じ。



賃貸マンションにもかかわらず（笑）実際にやってみた。
そして分かったこと。

＜メリット＞
●油性マジックだけで簡単にできる

＜デメリット＞
●マジックによる大雑把な印しか付けられないため（極軸合わせにはミリ以下の精度が求められるため）極軸合わせには向かない
●３つのマジックの円のど真ん中に３つの三脚の足の先端（石突と言うらしい）をそれぞれ合わせるのは骨が折れる
＝しっかりと、すぐに固定されないため、設置に時間がかかる
＝それでいて精度が悪い
●床に直接油性マジックで書き込むため、マンション退去時、問題になる（笑）

とゆーことで、「マジックマーキング法」も断念。

しかし同時に、この実験を通し、逆に、極軸合わせを不要にするアイデアにはどういう要件が求められるのかが見えてきた。

＜アイデアが満たすべき要件＞
三脚の３つの足の先端が
「しっかりと」
「スグに」
「正確に」
固定されること

では、具体的に、どうやってこの要件を満たせばよいのか？
すぐにはアイデアが出てこなかったので、とりあえずダイソーに足を運んだ。
ダイソーに行けば、様々なアイテムが目の中に入ってくるので、それがヒントとなり、アイデアを思いつく可能性が高いからだ。

そうしたところ、真っ先に目に飛び込んできたのが、コレ。
「ジョイント収納すのこ」（100円）　コチラ



これをベランダの床に敷き詰め、空いた穴の中に三脚の足を突っ込めば、簡単に固定できる！と思った（三脚の３つの足を突っ込むべき穴にはマジックなどで印を付ける）。
ベランダの大きさに合わせ、全部で12枚購入。計1200円也。
そして、実際にベランダに敷き詰めてみた。



見た感じ、なかなかよさげ。

が！
このスノコの上を歩いてみると、素材が柔らく歩きづらいことが判明（銀河星雲撮影しない時は普通にベランダとして、上を歩き回るので、この点、重要）。
そこで、スノコを裏返しにして設置してみた。



すると、スノコの上を歩いてもグラグラはしなくなった反面、その上を裸足で歩くと痛い！（裸足で歩くことはないんだけれど）。
それに見た目がよくない！（笑）。

かなりよさげなアイデアに思えたものの、あまり美しい形にならなかったので、別の方法、材料を考えてみることに。

再度、ダイソーへ。
すると、今度、目に入ってきたのがコレ。

バーベキュー網５０×３０ｃｍ（100円）　コチラ



果たして、バーベキュー網を使って、どうしようと言うのか？

つづく