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「王道コース」


王道⓫画像処理
画像処理とは、撮影した銀河星雲の美しさを引き出す画像調整作業のこと。
※画像処理前

※画像処理後

天体初心者は、うまく撮影できれば、それで綺麗な天体写真が出来上がるもんなんだろうと思い込んでいる。天体写真の良し悪しは100%撮影で決まるもんだと思っている(JUNPY自身、そう思っていた)。しかし天体写真の美しさのうち「撮影の上手下手」が占める割合は50%ぐらいのもの。残りの50%は撮影した後の「画像処理」によって決まる現実がある(そもそも、銀河星雲の撮影直後の画像は薄暗く、中には真っ暗で何も写っているようには見えないものさえある。例外:オリオン大星雲のような超明るい天体)。
ただし、はじめから達人たちと同じ画像処理をしようとすると、初心者はかなりの確率で挫折する(緻密な画像処理を行うには、天体の知識、光の知識、難解な画像処理ソフトの知識が必要)。

そこで本サイトでは天体初心者が、いきなり本格的な画像処理に手をだし、この趣味が嫌いになることがないように、以下のような画像処理の方法のみを紹介する。

●パソコンを使わず、iPad(タブレット)のみで画像処理できる方法(ライブスタックでiPadに保存された画像を、その場でそのままiPadで画像処理し、その場で美しい天体写真を楽しめる!自宅に帰ってからでしか美しい画像を楽しめないなんて我慢できない!)

●直感的に画像処理できる方法
数値を入力したりせず、指を感覚的に動かすことにより、少ない手間で画像処理できてしまう方法

iOS用アプリ「写真」を使った画像処理(レベル1)




❹調整項目を選択し
❺スライダーの目盛り部分を指で上下させ、画像を変化させ
❻いい具合に画像を仕上げることができたら、画面右上の ✔︎ ボタンをタップし、決定保存。

まずは難しく考えず、調整項目を上から順に選択していき、右側のスライダーを指で上下に動かし、それによって、画像がどう変化していくのかを体感し、その感覚を体に覚えさせて欲しい。スライダーをどのようにいじると、画像がどう変わっていくのかが体でわかってくると、思う通りに画像を変化させることができるようになり、画像処理が面白くなってくる。

iPad・Mac・Windows用アプリ「AffinityPhoto2」を使った画像処理(レベル10)


 AffinityPhoto2▶︎

以下の7つの基本操作ができれば、大体の天体写真は、そこそこ見栄えがよくなる。以下は、その基本操作例(詳しい操作方法は書籍で紹介)

❶向きを変える


❷切り抜き


❸背景を暗く


❹天体を明るく


❺天体のコントラストを上げる


❻天体の色を濃く


❼カラーノイズ低減

本格的な画像処理アプリ

画像処理が楽しくなってきたら、是非、以下の本格的な画像処理ソフトに手を出してみて欲しい。

(レベル50)▶︎

ステライメージ(レベル50)▶︎

PixInsight(レベル100)▶︎

ステップ12
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銀河星雲マニア