カテゴリー
「スゴロク」
▶︎スゴロク? ▶︎JUNPY?
第33話 「ヨーデル銀河星雲撮り放題!」
2021年春。
長時間オートガイド撮影ができるようになって、初の遠征!
Yahoo!天気の「晴れ予報」(笑)をもとに出発!
運よく雲ひとつない快晴に。
まずは遠征場所の候補、4箇所を以下の順番で下見。
結果、見晴らしがよく、トイレも比較的綺麗な「別所駐車場」に決定!
三脚をできるだけ水平に、そしてできるだけ安定した状態を保つ撮影場所として適しているのは、やはり広めの駐車場になってしまう。
この時の使用機材は
「スカイウォッチャーEVOSTAR72EDII」
「AZ-GTi」
「ZWO ASI385MC」
「ASIAIR」
の組み合わせ。
夕方から準備をはじめ、暗くなった頃には他の車はゼロに。そして周囲にも人が誰もいなくなり、異空間のようなムードがただよいだした。
やっと慣れてきた極軸合わせを済ませ、ソンブレロ銀河へGOTO!
健気にAZ-GTiがジーという音をたてながら、文句ひとつ言わず自動導入してくれる。こんなにかわいい機械、他にないんじゃなかろうか。
キャリブレーションを済ませ、露光時間を1分にセット。
青線、赤線が安定していて、いい予感。
空を見上げても、雲ひとつなし。
画像処理が面倒なので、基本、いつもライブスタックでの撮影のみ。
そして、シャッターを押した1分後、表示された画像を見て思わず「すごい!」と声を上げた。
なんと、ソンブレロ銀河の暗黒帯(真ん中の黒い線)がはじめてクッキリと見えた瞬間だった。
スタックを重ねるうちに画像がより少しずつ鮮明になっていく。やはり自宅のベランダ(福岡中心部の光害地)とは全く写り方が違う!(もっと暗い沖縄の離島あたりで撮影すると、どうなるんだろう?と想像してしまう)。
もう、あまり画像の変化がなくなってきたところで、ASIAIRの「今日の見頃の天体」リストの上から、撮影しがいのある(見応えのある)天体を次々に指定しては、ライブスタックしていく。
ヨーデル焼肉食べ放題!ならぬ、
ヨーデル銀河星雲、撮り放題!だ!(笑)
子持ち銀河
アレイ星雲
らせん星雲
やっと、やっと、銀河や星雲を安定して撮影できる!と確信できた記念すべき日になった。
帰りの車中、頭の中では、この歌が鳴り響いていた。
ちなみに、福岡中心部(光害地)で撮影した場合と暗黒地で撮影した場合とで、どのような違いがでるかというと、こんな感じ(どちらも画像処理なし)。
長時間オートガイド(と言っても、この時、10分間もオートガイド撮影すれば長時間と思っていた。達人たちが1つの天体につき数時間にわたる撮影をしているなどとは想像できなかった)、ができるようになり、JUNPYの銀河星雲ライフは一気に加速展開していくことになる。
つづく
長時間オートガイド撮影ができるようになって、初の遠征!
Yahoo!天気の「晴れ予報」(笑)をもとに出発!
運よく雲ひとつない快晴に。
まずは遠征場所の候補、4箇所を以下の順番で下見。
結果、見晴らしがよく、トイレも比較的綺麗な「別所駐車場」に決定!
三脚をできるだけ水平に、そしてできるだけ安定した状態を保つ撮影場所として適しているのは、やはり広めの駐車場になってしまう。
この時の使用機材は
「スカイウォッチャーEVOSTAR72EDII」
「AZ-GTi」
「ZWO ASI385MC」
「ASIAIR」
の組み合わせ。
夕方から準備をはじめ、暗くなった頃には他の車はゼロに。そして周囲にも人が誰もいなくなり、異空間のようなムードがただよいだした。
やっと慣れてきた極軸合わせを済ませ、ソンブレロ銀河へGOTO!
健気にAZ-GTiがジーという音をたてながら、文句ひとつ言わず自動導入してくれる。こんなにかわいい機械、他にないんじゃなかろうか。
キャリブレーションを済ませ、露光時間を1分にセット。
青線、赤線が安定していて、いい予感。
空を見上げても、雲ひとつなし。
画像処理が面倒なので、基本、いつもライブスタックでの撮影のみ。
そして、シャッターを押した1分後、表示された画像を見て思わず「すごい!」と声を上げた。
なんと、ソンブレロ銀河の暗黒帯(真ん中の黒い線)がはじめてクッキリと見えた瞬間だった。
スタックを重ねるうちに画像がより少しずつ鮮明になっていく。やはり自宅のベランダ(福岡中心部の光害地)とは全く写り方が違う!(もっと暗い沖縄の離島あたりで撮影すると、どうなるんだろう?と想像してしまう)。
もう、あまり画像の変化がなくなってきたところで、ASIAIRの「今日の見頃の天体」リストの上から、撮影しがいのある(見応えのある)天体を次々に指定しては、ライブスタックしていく。
ヨーデル焼肉食べ放題!ならぬ、
ヨーデル銀河星雲、撮り放題!だ!(笑)
子持ち銀河
アレイ星雲
らせん星雲
やっと、やっと、銀河や星雲を安定して撮影できる!と確信できた記念すべき日になった。
帰りの車中、頭の中では、この歌が鳴り響いていた。
ちなみに、福岡中心部(光害地)で撮影した場合と暗黒地で撮影した場合とで、どのような違いがでるかというと、こんな感じ(どちらも画像処理なし)。
長時間オートガイド(と言っても、この時、10分間もオートガイド撮影すれば長時間と思っていた。達人たちが1つの天体につき数時間にわたる撮影をしているなどとは想像できなかった)、ができるようになり、JUNPYの銀河星雲ライフは一気に加速展開していくことになる。
つづく
※教える▶ ・ | 2023.07.19 |