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「スゴロク」


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第4話 「月食って、よく考えたら・・・・・」
紙製天体望遠鏡入手後(小学3年生時)月食到来。

深夜2時あたりから月が欠け始めるとのことで「子供はもうとっくに寝てる時間よ!」の2時まで、睡魔と闘いながら待つことにした。

プラネタリウム詐欺事件以来、大人を信用しなくなっていたので「本当に時間どおりに欠け始めるのか?」と半信半疑の姿勢で開始時間を待った。

深夜2時、大人の主張どおり、本当に月が欠け始めた!



大人への信頼度がまた少し回復した。

が、「よく考えたら、これっていつも見てる満月、半月、三日月、新月を順番に見せられてるだけじゃないか!」という身も蓋も無い気づきを得て、超眠いこともあり、半月状態のあたりで寝ることにした(笑)

後日、月が地球の影にすっぽりと隠れると、月が赤く輝き、いつも見慣れてる月とは全く違う表情を楽しめたことを知り、悔しい思いをしたことを覚えている。



だとしても、月食はかなり地味な天体ショーに感じる。
それに比べ、銀河星雲は、壮大さといい、色彩といい、刺激が強い。

もし、フツーの人が個人でも銀河や星雲を楽しめる時代が来ていることに気づいたとしたら、史上初の銀河星雲ブームが来ると見ている。
なぜなら、刺激の少ない月食でさえ大勢の人は、その非日常を味わおうと夜空を見上げるのだから。



つづく

  ※教える▶ tweetLINEで送る   2023.06.19
銀河星雲マニア